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お宅訪問パート1?岡御殿
[ライター:投稿:2011年09月04日

重厚な門をくぐり玄関へ
「誰も居ない場合は、呼び鈴を鳴らしてください。」
と書かれていたので、鳴らすと・・年の頃なら40歳ほどの女性が、奥から、ササササササっと出てこられ・・・・

「草引きしてましたぁ〜!」

・・・・・・その女性に入館料500円を払い、宅内を拝見させて頂く。
その女性、受付だけかと思いきや、ナンと説明までしてくださるではないか!
その説明が終わると女性は、また奥へ。

「後は、ゆっくりくつろいでください。」とのこと。

上段の間に参勤交代で殿様が立ち寄られる所で、控の間、次の間、上段の間と続き、上段の間に殿様が、お座りになり、庭を眺められる・・・庭までに三つの柱が建っているのだが、殿様が座った場所からは、その柱が一本に重なり、見苦しくならない設計になっている


岡家の先祖は、山内藩主に従って大阪から、この地に移り住み商いを始めたという。
田野の豪商五人衆のなかでも「一入」(ひとしお)という屋号で、飛び抜けた一人という


土佐藩主の御用金に応じたため、「名字帯刀」「御目見」「独礼御目見」を許される身分だった。

「やっぱり、日本家屋は良いよねエ」
と、くつろいでいた私と華ちゃん・・・・なのだが、

次の間の縁側を見るなり、鬼平犯科帳を連想
只今 \( ̄^ ̄)/ 参上!!
「縁側のここら辺に長谷川平蔵が、おってよ、その後ろに奥方がお茶を持って・・」
「密偵は、そっちからサッと入って来て、膝をついて報告するがでねエ!」
「長谷川さまって、いうてね。」
などと、ついつい遊んでしまいました(-。−;)

団体様で見学するより、個人的に見学することをお薦めします。

  1. 玄関(入口)
    ごめんくださぁ〜い
  2. 上段の間
    お殿様が、家来と対面するために座る部屋
  3. お風呂
    家来が、外からお湯を運び、それでかけ湯をするそうです(中央の溝から、湯が流れ出ます)
  4. 殿様の布団
    こんな布団だったのですね・・・
  5. 屋根
    杮葺きといって、薄板を何枚も重ねています
  6. 縁側
    「長谷川様!」・・・華ちゃんと遊んだ場所。

詳細情報
入場料
大 人 500円
中高生 300円 
休館日 火曜日 12月28日〜1月2日
開館時間 9時〜4時半
交通アクセス
高知市内より行動55号線約1時間20分
地図

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