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[ライター:夢]投稿:2010年12月06日
(愛称)早稲田・梓駅とは、土佐くろしお鉄道中村・宿毛線の終点である
宿毛駅の1つ手前の無人駅です。
正式名は「東宿毛駅」なのです。
でも、なぜ宿毛市に「早稲田・梓駅」なのでしょうか?
それは、明治時代に大隈重信と共に早稲田大学の前身である東京専門学校の設立に尽力した、
法学者・政治家である小野梓の出身地が宿毛市だからです。
6年ほど前には、小野梓生誕150周年を記念して、彼の生家跡地を早稲田大学が購入、
胸像と共に宿毛市に寄贈され「小野梓記念公園」ができたのです。
それゆえ、最寄り駅である東宿毛駅の愛称が「早稲田・梓駅」となったわけです。
当駅から小野梓記念公園までは、徒歩で10分ほどです。
また、この公園には竹内綱の長男で建設機械大手のコマツ(小松製作所)の創始者
竹内明太郎(吉田茂のお兄さん)の胸像も、昨年そのコマツより寄贈され、
現在小野梓の胸像の横に仲良く並んで立っています。
さらには、上京して小野梓が経営する東洋館書店に入り、梓の死後、
小野義真の援助を受けて冨山房へと発展させ、大日本家庭百科事典、大日本国語事典、
大言海、国民百科事典、大日本地名事典などを出版した坂本嘉治馬の胸像もあります。
宿毛って結構有名人が輩出されているのですね。