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[ライター:暁]投稿:2010年09月06日
去る8月28日いの町上八川津賀谷(ツガノダニ)で棚田の火まつりが、行われるとのことで行って来ました。
棚田と云うからには、山の中・・・・を覚悟して!
強烈な雨女と称される私、雨が降らなければいいのになぁ・・・の願いも、むなしく雨が降ったりやんだりのお天気でした。
持参物は、懐中電灯、タオル、そして、雨傘(笑)
車を小学校の校庭に駐車し、棚田までシャトルバスで行きます。
車1台が、やっと通れるガードレールも無い曲がりくねった山道をどんどん登って、バスを下りると、今度は、徒歩で下って行きます。
それも急な坂道を・・・下りは、いいが、登りを思うと・・・・
途中の民家のおばあさんと、休憩がてら話をし、また下り、平たんな場所で暗くなるのを待つこと約2時間。
その間、続々とカメラを抱えた初老の男女が、
聞くと、写真を趣味としている倶楽部だそう。
顔を輝かせながら時が来るのを待っていました。
良い写真が撮れたかな?
津賀谷の棚田の由来は、その昔、高い高い山の上に大きな池があり、ある日その池が、決壊したことによって谷となり、石も多く流れて来たため、石垣を作り、そこに棚田が出来たそうです。
850本のたいまつに火が灯され、幻想的な風景です。
勿論、街灯など全くありません。
ゆらゆらと揺れる火を時間を忘れて、見入っていました。
棚田で作られる米は、美味しいと云われます。
しかし、年々棚田は減っていき、津賀谷もお年寄りが殆どで、耕作も大変だと聞きます。
手前勝手ではありますが、この風景をずっと残して欲しいものです。