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登録カテゴリ:地域に根ざした文化と歴史 高知県西部
[ライター:華]投稿:2010年06月15日
「土佐龍馬であい博」の4つの会場のうち、ここ梼原(ゆすはら)は、愛媛県との県境に位置しており、龍馬が脱藩のルートとして駆け抜けていった、土佐国の最後の地です。
そして歴史民族資料館の1階が、「ゆすはら維新の道社中」というサテライト会場となっています。
まず入り口で、着物姿の受付のおねえさんに遭遇。
なんだか、雰囲気が盛り上がってきましたよ。
そのまま促されて右手に進むと、「回転の道」と銘打たれたセットが・・・
テレビでは何度か目にした、脱藩の道をイメージした通路です。
なかなか、気分を盛り上げてくれる演出です。
そして、大河ドラマ情報コーナーへ。
「龍馬伝」の出演者の紹介や、衣装、小道具などがあり、龍馬が脱藩前日宿泊した那須俊平、信吾宅のセットでは記念撮影OKです。
さらに進むと、「龍馬伝」「脱藩の道」「梼原六志士」をテーマにしたミニシアター、吉村虎太郎はじめ、梼原ゆかりの志士たちの群像をテーマに、梼原が維新回転に果たした役割を紹介しています。
いまでこそ、道路が整備され、自由に行き来出来るけど、冬は南国土佐とはいえ、雪に閉ざされる深い山の中の梼原の地に、維新を夢見て散っていった若き志士たちが、たくさん居たことに驚きです。
面白いと思ったのは、脱藩についてのコーナーがあって、「何から脱藩したいですか?」との問いに、色んな答えが・・・(笑)
又、9月までの間、土・日・祝祭日の午前と午後一回、参加費300円で、脱藩の道ウォークという体験コースもあり、地元ガイドさんの案内で、龍馬ゆかりの地を回るようです。
南国とはいえ梼原は、冬になると雪が降るので、冬支度の無い方は、11月頃までにお出かけになるのがよろしいかと。