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登録カテゴリ:地域のイベント・祭り 高知の夏
[ライター:華]投稿:2010年05月18日
今年で57回目を数えるよさこいまつり。
毎年8月の9、10、11、12日に高知の街は、ほとんどこの祭りで一色になります。
物心付いた時には、すでにあったものだから、さして不思議に思わなかったけど、よく考えれば凄い事なんですよね。
だって、踊りの為に道路は一部封鎖され、おまわりさんがあちらこちらで交通整理をしていて、街全体がステージと化してしまうんですもの。
特設ステージもあるけど、ほとんど商店街の道路がステージになって、そこを踊り子隊(チーム)が次々に踊り進んで行きます。
しかも、各チームに1台の地方車が、大音響で音楽を流しながら、その後を踊り子が踊りながら進むというスタイルが、高知のよさこいなのです。
音楽、衣装、振り付け、地方車、どれをとっても、1回こっきり。
チーム毎に、毎年全て変わるので、同じものは2度と見れないという醍醐味もあります(笑)
もちろん、踊り子は一般市民で、踊りたい人は毎年チームを選んで参加するため、人も物もひと夏限りのカーニバルってとこでしょうか?
だから、毎回新鮮で、飽きない。
踊りに対してのお約束は、”なるこ”を持って踊ること、音楽の中に”よさこい節”のフレーズを入れること、踊りながら前へ進むこと、とまあ大まかにはこんなとこ。
その自由な魅力がうけたのか、札幌を皮切りに、全国に広がり、その土地土地での郷土色豊かなよさこいが誕生しているようです。
県外の踊り子さんの間では、「本場の高知で踊りたい」ということで、今では県外、海外からのチームの参加数も毎年増えて、夏の一大イベントとなっています。
「百聞は一見にしかず」迫力ある音と踊りを、ぜひ体感してみて!
●写真提供:チーム名「とらっく」(社)高知県トラック協会