登録カテゴリ:自然を満喫・海・山・川 癒し系スポット 高知県中部 青流(仁淀ブルー)♪仁淀川
まだ今ほど、猛暑による水不足に悩まされていなかった5月某日、仕事で忙殺されかけていた私は、マイナスイオンを求めて、突然行動を開始。
時刻は午後2時30分。いくら日没が遅いからって、遠くまではちょっと無理。
どこか無いかなぁ〜と考えを巡らせていた・・そう言えば、中追渓谷ってあったよね?
あれ?行った事あったかな?
まぁ、行ってみましょ、という軽いノリで友人を誘い、一路西へ。
国道194号線で仁淀川沿いに走り、土佐和紙工芸村を過ぎ、勝賀瀬郵便局から県道292号線に乗っかて行くと、中追渓谷。
さあ、到着。・・・??ちょっと残念な感じが・・・
かつては賑わっていたらしいが、なんだかひっそり感が思いっきり漂っていた。
残念!!
しか〜し、駐車場から道はまだ奥に続いている。この先は何かあるのかな?
好奇心がムクムクと頭をもたげ、気を取り直して、行ってみよう〜〜♪
途中、地元の方に会ったので、「この先には、何かありますかぁ?」と聞いてみた。
地元の方曰く、「なんか、本に載ったことがある〇#★△※の滝があるけど、他にはなんちゃぁない」
私、「えっっ?滝?」
急にワクワク感、マックス!
解りにくいと言う地元の方に大体の場所を聞いて、張り切って再出発!
本当に解り難かった!実は、かなり迷って再度ジモティに聞く羽目に・・・
目印は、道路がちょっと広くなった(広場)所があって、そこからすぐ横に、赤いテープを巻いた木があり、その木の所から下に降りていった所にあるとの事・・・???
とてもアバウトな、解ったような、解らないような。
とにかく、何度も何度も、「道は無いので気をつける様に」と忠告され、何とかそれらしき場所を発見!!
確かに・・・道らしきものは・・・無い。
しかも、急斜面。木と木の間を半ば滑り降りながら、私としてはオーバーだけど、結構命がけ!滝の事など頭には無く、ひたすらに怪我をしないように、足元を確認しながら、そろ〜り、そろ〜り。
すると、一足先に下に降りていた友人が、「おおおぉぉぉ〜」
この時点では、何も見えず、声の意味が何を指しているかも解らず、ひたすらに下へ下へ・・・・
と、突然視界が、開けた!
目の前には、高さ15m〜20m程の直下型の滝。他から遮断された、こじんまりとしたその淵。
えもいわれぬ光景が目の前に広がった。
「わぁ〜!!」
思わず口をついて出た言葉は、その一言だけ。
感動!!
こんな所に、こんな場所があったのか・・・
疲れも、緊張もどこかに吹っ飛んでしまった。
友人も、呆然と、その神秘的な空間に身を委ねていた。
「・・・ ・・・ 感動ってこういう事を言うがやねぇ・・・」
二人共、あまり期待していなかった分衝撃は大きく、かなりデンジャラスな道だったこともあり、感動もひとしおだった。
後日調べたら、「釈善の滝」という事が判明。
癒され度120%のプライベートな異空間、お出かけの際は、それなりの格好、装備をお勧めいたします。 (*^_^*)