登録カテゴリ:地域に根ざした文化と歴史 高知県東部
重厚な門をくぐり玄関へ
「誰も居ない場合は、呼び鈴を鳴らしてください。」
と書かれていたので、鳴らすと・・年の頃なら40歳ほどの女性が、奥から、ササササササっと出てこられ・・・・
「草引きしてましたぁ〜!」
・・・・・・その女性に入館料500円を払い、宅内を拝見させて頂く。
その女性、受付だけかと思いきや、ナンと説明までしてくださるではないか!
その説明が終わると女性は、また奥へ。
「後は、ゆっくりくつろいでください。」とのこと。
上段の間に参勤交代で殿様が立ち寄られる所で、控の間、次の間、上段の間と続き、上段の間に殿様が、お座りになり、庭を眺められる・・・庭までに三つの柱が建っているのだが、殿様が座った場所からは、その柱が一本に重なり、見苦しくならない設計になっている
。
岡家の先祖は、山内藩主に従って大阪から、この地に移り住み商いを始めたという。
田野の豪商五人衆のなかでも「一入」(ひとしお)という屋号で、飛び抜けた一人という
。
土佐藩主の御用金に応じたため、「名字帯刀」「御目見」「独礼御目見」を許される身分だった。
「やっぱり、日本家屋は良いよねエ」
と、くつろいでいた私と華ちゃん・・・・なのだが、
次の間の縁側を見るなり、鬼平犯科帳を連想
只今 \( ̄^ ̄)/ 参上!!
「縁側のここら辺に長谷川平蔵が、おってよ、その後ろに奥方がお茶を持って・・」
「密偵は、そっちからサッと入って来て、膝をついて報告するがでねエ!」
「長谷川さまって、いうてね。」
などと、ついつい遊んでしまいました(-。−;)
団体様で見学するより、個人的に見学することをお薦めします。